骨格診断が「わからない」のは当然です。プロ直伝、5項目チェックリストで答えを出す方法

  • URLをコピーしました!
目次

骨格診断が自分では「わからない」のは、なぜ?

結論:原因は「体型に極端な特徴がない」「見るべき部位を知らない」「情報量が多すぎて混乱している」の3つのどれかです。

一つ目は、体型に極端な特徴がない場合です。骨格診断の3タイプ(ストレート・ウェーブ・ナチュラル)は、それぞれ分かりやすい特徴を持つ人を基準に説明されることが多いのですが、実際には特徴が中間的で、どのタイプの説明を読んでも「ちょっと当てはまる気もするし、当てはまらない気もする」という方が一定数存在します。プロスタイリスト歴13年の実感として、来店されるア様の3〜4割は、上半身と下半身で異なるタイプの特徴を持つ「ミックスタイプ」です。セルフチェックで「どれにも当てはまらない」と感じた方の多くは、実はこのミックスタイプに当てはまっています。

二つ目は、見るべき部位を知らないまま、体重や見た目の印象だけで判断しようとしているケースです。骨格診断は服の上からでも分かる骨や関節の特徴を見るものですが、この基準を知らずに漠然と鏡を見ても、判断材料が足りず「わからない」となってしまいます。以前、40代のお客様で「手首が細くて華奢だからウェーブのはず」と長年思い込み、ウェーブ向けの柔らかい素材の服ばかり選んでいた方がいらっしゃいました。実際に鎖骨や膝下のラインまで確認すると骨感がはっきり出ているストレートタイプで、診断後にジャケットなど直線的なアイテムを取り入れていただいたところ「今までよりしっくりくる」と喜んでいただけたことがあります。1つの部位だけで判断すると、このような袤りが起こりやすくなります。

三つ目は、情報量の多さによる混乱です。ネット上には無料診断・チェックリスト・動画など様々な情報がありますが、サイトによって基準や表現が微妙に異なるため、複数の情報源を見比べるほど逆に判断がつかなくなる、という悪循環に陥る方も少なくありません。

「わからない」まま放置するとどうなる?

結論:判断がつかないまま服を選び続けると、「なんとなく似合わない」を繰り返し、クローゼットに着ない服が増えていきます。骨格タイプが分からないと、素材・シルエット・柄の合う基準がないまま服を選ぶことになり、「流行っているから」「モデルが着ていたから」という基準に頼りがちになります。その結果、何型に合わないシルエットの服を買っては着なくなる、という失敗を繰り返やすくなるのです。無理に自分でタイプを決めつけて服を選ぶより、「わからない」を正しく解消してから選ぶ方が、結果的に無駄な買い物を減らせます。

「わからない」まま服を選んで失敗するイメージと、5項目チェックリストで整理するイメージの対比イラスト

プロ直伝、それでも答えを出すための5項目チェックリスト

結論:迷ったときは「骨・関節・筋肉のつき方」だけに絞って、5つの項目を順番にチェックしてください。1つの部位だけで即決せず、5項目のうち多数派の傾向を仮の答えとして採用するのがコツです。

  1. 鎖骨:くっきり浮き出て骨っぽく見える→ナチュラルタイプの特徴/なだらかで目立ちにくい→ストレートかウェーブタイプの特徴
  2. 手首:関節がゴツゴツと骨ばって感じられる→ナチュラルタイプの特徴/細く丸みがあり骨を感じにくい→ストレートかウェーブタイプの特徴
  3. 膝のお皿と、すねから膝下にかけてのライン(必ずセットで確認):お皿がくっきり見えて、すねの骨も目立つ→ストレートかナチュラルタイプの特徴/お皿が脂肪や筋肉で覆われ丸みを帯びている→ウェーブタイプの特徴
  4. 肩の厚み:平らで薄く直線的→ストレートタイプの特徴/丸みがあり立体的→ウェーブタイプの特徴/骨格自体が大きくしっかりしている→ナチュラルタイプの特徴
  5. 二の腕の内側:皮膚が薄くハリがある→ストレートタイプの特徴/柔らかくふっくらしている→ウェーブタイプの特徴

膝のお皿だけを見ると判断を誤りやすいので、必ずすねから膝下にかけてのラインとあわせて確認してください。骨感の強さが一致して初めて、信頼できる判定材料になります。

5項目をチェックしたら、最も多かった傾向を暫定の答えとして採用しましょう。それでも3対2で割れる、あるいは5項目すべてで「どちらとも言えない」と感じる場合は、体型が中間的な「ミックスタイプ」である可能性が高いです(先述の通り、実際の店頭でも3〜4割のお客様がこのタイプに該当します)。ミックスタイプの場合、無理に1つのタイプに絞り込むより、上半身・下半身それぞれで似合う傾向を意識してコーディネートを組み立てる方が、実生活では失敗が少なくなります。

5つのチェックポイント(鎖骨・手首・膝のお皿とすねのライン・肩の厚み・二の腕内側)を示すチェックリスト風イラスト

マレーシア在住スタイリストが感じる、「わからない」人が増える理由

結論:南国・海外生活では、体型の変化に「本人が気づきにくい」ことが、わからなくなる一因になっていると感じています。マレーシアのように一年を通してTシャツ1枚で過ごせる環境では、日本のような衣替えのタイミングがなく、季節の変わり目に体のラインを鏡でじっくり見返す機会が圧倒的に少なくなります。その結果、日本にいた頃より運動量や食生活が変化して体型がゆるやかに変わっていても、本人が気づかないまま「昔診断してもらったタイプのままのはず」という思い込みと、今の体の実際の特徴にズレが生じてしまうことがあります。

過去1年ほどの間にも、海外在住のお客様から「日本にいた頃はストレートと言われたのに、今は何を着てもしっくりこない」というご相談を複数件いただきました。詳しく見ると骨格タイプ自体は変わっていなくても、生活環境の変化で似合う分量愅シルエットが変わっていた、というケースがほとんどでした。骨格タイプは変わらなくても、今の自分の体をあらためてチェックし直すことが、海外生活が長い方ほど大切です。

マレーシアの明るい住宅街や自然光の中で服を選んでいる女性のイメージ写真

骨格診断がどうしても「わからない」場合はどうすればいい?

結論:チェックリストで多数派が出ない、または生活に直結する重要な服選び(就活・転職・大きなイベントなど)の場合は、プロのオンライン診断に頼るのが最も確実です。セルフチェックはあくまで「自分の傾向を知る第一歩」であり、無料で何度でも試せるメリットがある一方、判定の再現性という点ではプロの診断に及びません。特に人生の節目となる服選びを控えている場合は、時間とお金をかけてでもプロに見てもらう価値があります。

まずは自分の傾向を知りたい方はこのチェックリストから、確実な答えが欲しい方はプロのオンライン診断へ→骨格診断オンラインおすすめ7選(近日公開)

チェックリストを正確に行うのに役立つアイテム

結論:全身が映る姿見と、関節や骨の位置が確認しやすいメジャー(メジャーテープ)があると、チェックの精度が上がります。実際に私がお客様の骨格診断をする際も、この2つを必ず使っています。

鎖骨から膝下まで全身のラインを一度に確認できるサイズの鏡を選ぶと、5項目チェックの精度がぐっと上がります。

手首や膝のお皿の骨の出っ張り具合は、メジャーを軽く沿わせて厚みを確認すると、目視だけより判定がぶれにくくなります。

FAQ

Q1. 骨格診断がどうしても「わからない」場合、諦めた方がいいですか?

A1. 諦める必要はありません。5項目チェックリストで多数派を仮の答えとして採用し、実際にコーディネートを試しながら調整していく方法が現実的です。

Q2. 「わからない」のはミックスタイプだからですか?

A2. 可能性の一つです。5項目が3対2やそれ以上に割れる場合は、上半身・下半身で傾向が異なるミックスタイプであることが多いです。

Q3. 昔プロに診断してもらった結果と、今の自分の感覚が合わない場合は?

A3. 骨格タイプ自体は基本的に変わりませんが、体型や生活環境の変化で似合う分量感が変わっている可能性があります。あらためてチェックリストで確認することをおすすめします。

Q4. 無料のネット診断とチェックリスト、結果が違う場合はどちらを信じればいいですか?

A4. サイトによって基準が異なるため結果が割れることがあります。本記事のように「骨・関節・筋肉」に絞ったチェック基準で判定し直すことをおすすめします。

Q5. チェックリストでも本当に決められない場合は?

A5. プロのオンライン診断を利用するのが最も確実です。特に重要な服選びを控えている場合は特におすすめします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次